国産レモンの直売店にて、出会ったレモンたち
先日、河津桜を見に行った際、国産レモンを栽培している農家さんの直売店があったので、色々購入してみました。
オレンジ色のレモンは「ラフレモン」という品種。
オレンジとレモンの交雑によって生まれたマイヤーレモンに近く、
鮮やかなオレンジ色、やわらかい薄い皮、たっぷりの果汁が特長です。
このラフレモンでレモンピールを作り、クッキー生地に入れ、焼いてみました。
神奈川県産レモン
手作りレモンピールで作ったクッキー『作り方』
<材料>
A 粉類
薄力粉・・・80g
強力粉・・・80g
※強力粉入れると、ザックリ感が出ます。もちろん薄力粉のみでもOK
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無塩バター・・・70g
粉糖・・・50g
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卵・・・1/2個
レモン汁・・・大さじ1杯
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アーモンドパウダー・・・10g
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レモンピール(刻む)・・・大さじ2杯
■下準備
無塩バターは、早めに冷蔵庫から出し、室温に置いておきます。
卵も室温に置いておきます。
Aの粉類は合わせて、ふるっておきます。
天板にオーブンシートを敷きます。
オーブンの予熱は、実際加熱する温度の+10℃にします。
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①ボウルに、バターを入れ、泡立て器でなめらかに、ふわっとするまで混ぜます。
粉糖を2回に分けて入れ、都度混ぜ合わせます。
②1に、よく混ぜ合わせながら、卵を2回に分けて入れます。
レモン汁を加え、混ぜ合わせます。
③2に粉類、アーモンドパウダーを入れ、切るように混ぜ合わせます。
箸を使うと混ぜやすいです。
最初は、粉っぽいですが、混ぜていく内に、ボロボロの状態になります。
レモンピールを加えゴムべらを使い、ひとまとめにします。
④3をラップに包み、冷蔵庫で1時間寝かせます。
⑤4を取り出し、直径3センチ程度の棒状にまとめ、ラップで包み冷凍庫で冷やします。※目安は1時間程度。8ミリ程度の厚さにカットします。
⑥オーブンペーパーを敷いた天板にクッキー並べます。
160~170℃のオーブンで、約15分~20分加熱し、冷まします。
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手作りレモンピール
ラフレモン1個分の皮をむきました。
皮はやわらかかったので、白い部分は除いた表皮部分のみを細かく切ります。
2回茹でこぼします。
耐熱ボウルに入れ、グラニュー糖(皮の重さの約8割)を加え混ぜます。
ラップをし、電子レンジで約1分加熱します。
ワックスペーパーなどの上に広げ、1日室温で乾かしました。
柑橘類のヘルシー効果 柑橘類に含まれるビタミンP
柑橘類の栄養と言えばビミタンC。
このビタミンCの効果を高めるために必要な栄養成分がビタミンPです。
ビタミンPのグループには、ヘスペリジン、ルチン、シトリンなどがあり、総称してビタミンPと呼ばれています。
ビタミンPは水溶性ポリフェノールの一種
「みかんは白い皮まで食べるのが良い」と聞いたことはありませんか?
ビミタンPは、さのう(袋)の部分や外皮の普段、食べない部分に含まれています。
七味唐辛子の原材料のひとつである陳皮。みかんなどの皮を乾燥させたもの。
漢方薬でも使用されています。
末端が冷える方にもオススメ
ビタミンPの効果で知られているのが、毛細血管を丈夫にすることと血流改善効果。
血流の悪さで起こる冷え性。特に末端の冷えに効果的です。
柑橘類は丸ごと食べることで、普段摂れない栄養成分が摂れます。
そうは言っても、これが生のままでは難しい!
私はマーマレード、カフェで柚子茶(柚子の蜂蜜漬け)、柑橘類のカットフルーツを選ぶなど、簡単に取り入れる方法で続けています。